【西国四十九薬師霊場巡礼 1】銀河号で巡礼の旅 その1 <13番~15番、44番>
かれこれ干支一回り以上の昔になるが、当時小生は西国四十九薬師霊場巡礼を目的に近畿地方を頻繁に訪れていました。
ひとまずここで、西国四十九薬師霊場巡礼(以降、「西国薬師」と略す)について述べておこうと思います。
西国四十九薬師霊場巡礼(以降、「西国薬師」と略す)は、近畿地方(大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山、三重)のお薬師さまをお祀りする四十九か所のお寺からなる霊場巡礼です。
浄土信仰の阿弥陀さま(十三仏)は来世利益の仏さまですが、お薬師さまは現世利益の仏さまです。
病気治療だけでなく、延命や精神的な苦痛を取り除く、高齢化の今まさに必要な仏さまと言えます。
真言は「オンコロコロ センダリマトウギ ソワカ」。これを3回唱えるのですが、他の仏さまと違ってこの真言が非常に覚えやすい。
小生は百観音や八十八か所なども巡礼したことがあるのですが、やはりお薬師さまの真言が一番覚えやすいと思います。
このように西国薬師は現世利益を目的とした巡礼ですが、近畿地方の広範囲を巡ることとなるので、公共交通機関と徒歩でお寺を訪れれば、ご利益に加えて足腰も鍛えられてより一層健康を維持することもできそうだと思います。
ちなみに、西国薬師の一番札所は奈良の薬師寺です。
西国薬師の御朱印帳や資料もこの薬師寺で入手可能することができます。
なお、2021年12月末日まで開創三十周年のスタンプもいただけるようなので、興味を持たれた方は下記の公式サイトを確認されてみてください。
平成19年12月、当時はまだ運行されていた寝台急行銀河号で西国薬師巡礼に出かけた。
この時の目的は、13番弘川寺(大阪府河内郡)、14番野中寺(大阪府羽曳野市)、15番家原寺(大阪府堺市)である。2日間の日程だったのだが、15番は翌日に回し、1日目に京都観光がてら44番神護寺(京都市)も訪れたらしい。
小生の撮影技術が稚拙で、写真はピンボケが多い。。。
大変申し訳ないがご容赦願いたい。
東京23時発大阪7時18分着の銀河号で一路大阪をめざした。
残っている写真は字幕とB寝台の写真のみ。。。
大阪や京都に早朝につき、現地で使える時間が増えるので当時はよく使っていたように思う。
この日も定刻に大阪駅に到着。
最初の目的地の13番札所「弘川寺」をめざす。
大阪駅から天王寺駅まで環状線で移動、そこから近鉄に乗り換えて富田林駅に向かう。
富田林からは金剛バス河内行きに乗り換えれば、終点で降りて徒歩5分なのだが、何せバスの本数が少ない。。。
たしか当時もうまく時刻があわず、少し徒歩の距離が延びるのだが、さくら坂行きのバスで河内小学校前まで行って1kmほど歩いたことを覚えている。
無事到着。
西国観音霊場と違って、当時は団体巡礼の方はほぼ皆無。
お参りを済ませてサクっと御朱印をいただいた。
西国薬師の御朱印はこのとおり、ジャバラ式や図書タイプでなく、バインダー式である。
また、御詠歌が右側にあらかじめ書かれており、左側に御朱印をいただく形式となっている。観音霊場巡礼などでは、無地の御朱印帳に、御朱印か御詠歌をいただくことになるが、西国薬師の場合は御詠歌を知ることも出来て一粒で二度おいしい。
このあと、14番、15番、44番を訪れることになるが、キリが良いので、この記事ではここまでとする。
以上、「銀河号で巡礼の旅 その1」いかがだったでしょうか?
ここまで拝読いただき感謝です。
次回もよろしければ拝読お願いいたします。
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