【なるべく公共機関で瀬戸内をめぐる 2】しまなみ海道とお寺巡り
なるべく公共交通機関で瀬戸内をめぐる旅シリーズの記事3本目
”徳島→今治→尾道→岡山→高松”と瀬戸内海を挟んでグルっと四国・山陽一周する2泊3日の旅をしました。
今回は、そのうち、二日目を記事にしたいと思います。
<旅程>
一日目
徳島~〈JR〉~阿波池田(大歩危・祖谷渓)~〈JR〉~多度津~〈JR〉~今治(泊)
二日目(今回の記事)
今治~〈しまなみライナー〉~瀬戸田BS~〈路線バス〉~光明坊~〈路線バス〉~耕三寺~〈徒歩〉~瀬戸田港~〈旅客船〉~尾道 ~〈JR〉~倉敷(泊)
三日目
倉敷~〈JR〉~岡山~〈JR〉~宇野~〈フェリー〉~高松
今治の駅前ロータリーにしまなみライナーのバス乗り場はある。
しまなみライナーの本数は一時間に1本と本数が多く、利便性が良い!
また、島を縫うように架かる橋を走るバスからの風景もよい。
瀬戸田BSでバスを降りて、最初の目的地「光明坊」をめざす。
実のところ、企画段階ではこの光明坊というお寺に立ち寄る予定はなかったのだが、しまなみライナーから井口島内の路線バスに乗り換える最寄りのバス停が「光明坊バス停」だったため、立ち寄ることにした次第である。
光明坊は、聖武天皇の勅願により行基が建立したと伝えられる古刹である。
天皇家ゆかりのお寺ということもあり、丸瓦は菊の御門である。
光明坊を後にして、光明坊バス停でバスを待つ。
島内一周バスは、東回り、西回りの2系統がある。
目的の耕三寺は島の反対側なので、どちらに乗ってもよいのだが、12時から13時台の2時間はバスが運行されていないので、注意である。
また、瀬戸田BSにも一部の島内バスは立ち寄るのだが、一日に3本程度しかなく、うまく予定を組まないと使うことができないと思う。
小生も当初は瀬戸田BSで乗り換えることを計画したが、うまく時間調整できなかったので、光明坊まで歩くことにした次第である。
島内一周バスでぐるっと島を半周して、耕三寺に到着した。
初めてこの耕三寺を訪れた方は『なんだこれ!?』と思われるだろう。
とにかく、ド派手なのだ!!
耕三寺の境内の建物はどこかで見たような建物だらけだ。
色彩がかなり派手ではあるが、今現存している本物も建立当時は実は派手だったとも聞く。そう考えれば、当時の 人々が寺院を拝観した際の気分に浸れるのかもしれない。
ここに掲載した建物は一部で、実際には他に色々な建物があるので、まだ訪問されたことのない方は一度ご訪問されてみてもよいかも知れない。
また、境内の右奥には、「未来心の丘」という庭園があるのだが、これがまたビックリ!である。
庭園は地中海から取り寄せた真っ白な石で作られており、日の強い日はサングラスがないと真面目に厳しい!!
紫外線も強烈だと思うので、特に女性の方は日焼け予防を念入りにされた方が良いと思う。
耕三寺を訪れたら、こちらもぜひ訪れてほしい。
地中海気分が味わえること、確実である。
耕三寺を後にして、尾道に向かう。
しおまち商店街を直進すると瀬戸田港に着く。
この時は、途中でコロッケを買って食べ歩きしながら、瀬戸田港に向かった。
瀬戸田港からは三原と尾道、そして期間限定で鞆の浦への旅客船が就航している。
今回は尾道便に乗船、40分ほどで到着する。
尾道に到着、千光寺に向かう。
尾道は千光寺の他にもお寺が多い
千光寺は中国観音霊場の十番札所だが、九番札所の浄土寺、特別霊場の西國寺と中国観音霊場だけで3霊場もある。
お寺巡りが趣味の方にはおすすめである。
ロープウェイで登る
ロープウェイからの眺めが「尾道に来たなぁ」っと毎回思わせてくれる。
ロープウェイの山上駅から下っていくと千光寺に着く。
千光寺でお参りして、帰路はそのまま徒歩で下ることにした。
尾道は階段が多い。下りなので体力がなくともどうにかなるが、ロープウェイを使わずに徒歩で登るのはかなりの体力を使うことになると思う。
ただ、階段にはネコが多いので、ネコで癒されたい方は尾道の路地裏や階段をぶらぶらしてみてもよい。
階段を下りて、あるお寺に入ると先客がいた。
後ろ足で顔を描いている途中で人に出くわしたので、なんとも言えないオヤジのような姿を晒してくれた。
このあと、JRに乗って倉敷に向かい、この日は倉敷で宿泊した。
以上、「しまなみ海道とお寺巡り」いかがだったでしょうか?
ここまで拝読いただき感謝です。
【記事で書いた地方のふるさと納税】
文中でも書いたレインボー食品さんの広島名物かきカレーです♪