【京都の風景 2】 嵐山から嵐電沿線散策 その4
前回の「嵐山から嵐電沿線散策 その3」では仁和寺を散策しました。
今回は龍安寺を散策いたします。
よろしければ、ご拝読ください。
前回の仁和寺から龍安寺をめざす場合、嵐電を使わず、仁王門前の道路に沿って歩いたほうが良いかも知れない。
嵐電の龍安寺駅はお寺から多少距離が離れており、仁和寺から龍安寺まで歩くのとさして変わらないからだ。
とはいえ、今回は仁和寺を訪問した日とは別の日に訪問したため、嵐電を利用した。
駅から龍安寺までは10分程度
お寺に入り、順路に沿って方丈に出る。
龍安寺は毎回朝一に訪問している。
朝一だと、訪問者が少なく、石庭鑑賞をほぼ独占できるのが良い。
石庭にある石の数は15個あるらしい。
が、どの角度から見てもそのすべてを見ることができないとのこと。
毎回、そんなことはないだろうと空いている時間帯に訪れてはいろんな角度で試してみるものの、石の後ろに隠れてしまう石が発生し、やはり15個すべてを数えることはできない。
全てを見るには天から見るほかはない。
15という数は15夜の満月を指し完全を意味するという。
人の見渡せる範囲では、15の石をどの角度から見ても確認できないというのは、人の不完全さを表しているのかもしれない。
面白いものである。
方丈をぐるりと一周順路に従って進む。
途中に有名なつくばいがある 。
つくばいに刻まれた文字は、 「吾唯足知」
「われ ただ たるを しる」と読むとのこと。
調べてみたところ、老子の「足るを知る者は富む」という言葉と同じ意味とのことで、
「満足することを知る者は、生活が貧しくても、その心は豊かである」ということらしい 。
龍安寺を訪れると色々と考えさせられ、心がリセットされる。
ここしばらく訪ねていないが、機会を見てまた訪問したいものである。
ここまで拝読いただき感謝です。
今回は龍安寺をご紹介いたしました。
次回は嵐電沿線を離れ北上しようと思います。
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