【なるべく公共機関で瀬戸内をめぐる 3】大三島~柳井~徳山を巡る その1
なるべく公共交通機関で瀬戸内をめぐる旅シリーズの記事3本目
以前以下の旅程で、大三島、柳井、徳山を観光いたしました。
今回は、そのうち、二日目を記事にしたいと思います。
<旅程>
一日目(今回の記事)
福山(明王院巡礼(中国観音霊場))~〈しまなみライナー〉~大三島BS~〈しまなみライナー〉~福山(泊)
二日目
福山~〈JR〉~柳井~〈JR〉~徳山~〈旅客船〉~大津島~〈旅客船〉~徳山~〈JR〉~広島(泊)
ただ、駅から2km程度の距離なので、夏場でない限りは、十分徒歩圏内である。
中国観音霊場は西国や坂東観音霊場の中国地方版で、中国地方にある33か所と番外の観音さんのおられるお寺を巡礼するというものだ。
岡山、鳥取、島根、広島、山口と広範囲であることと、結構山深いところにあるお寺もあるので、満願には少し手間取った。
ちなみに、一番札所は岡山の西大寺だ。
話を戻す。
この明王院は正直考えていたよりも立派なお寺であった(・・・失礼な)。
境内には立派な五重の塔があり、往年の繁栄ぶりが偲ばれる。
明王院の境内を一通り見てまいりお参りを済ませて御朱印をいただく。
中国観音霊場も専用の御朱印帳があるが、蛇腹式で少し使いづらい。
中国観音霊場のグッズは霊場ならどこでも購入できると思うが、おそらく1番札所が充実していると思われる。
毎回、瀬戸内観光する際は天気に恵まれていて助かる。
今回も晴天のしまなみの島々や海を堪能することができた。
大三島BSで下車し、大山祇神社バス停に停車するバスに乗り換える。
大三島BSはロータリー状になっており、しまなみライナーなど高速バスの乗り場のほか、島内の路線バスの乗り場もある。
島内の路線バスの本数は少ないが、松山や今治からの高速バスがこの大三島BS経由で大山祇神社まで運行しているので、そちらのバスを利用することも可能だ。
本数はそれほど多くはないが、歩くと1時間半から2時間かかるので、バスを利用した方がよいと思われる。
大山祇神社はかなり歴史のある神社で、全国の山祇神社(大山祇神社)の総本社にあたる。
境内には、その歴史を物語る巨木が至る所にあり、初めて訪れた際は圧倒される。下の巨木は樹齢2600年とのことだ。
また、日本総鎮守として、昔から多くの武将が参拝しており、宝物館は一見の価値がある。
武具・刀剣が多く、特に鎧のコレクションには国内随一とのことだ。
間近で多くの国宝・重文の鎧や刀剣を鑑賞できるので、歴史好きな方は一度訪問されてみてもよいと思う。
この日の観光はここまでで、行きの経路を逆にたどり、福山市内で宿泊した。
ここまで拝読いただきありがとうございました。
【記事で書いた地方のふるさと納税】