旅と名物・酒と寺社、ときにレアな経路を使いつつ

これまで日本全国を旅して集めた御朱印や写真を頑張って整理してみようと思います。続くかなw

【紀伊半島を放浪】ドキドキわくわくの人力ロープーウェイ『野猿』を体験

ここ数年、紀伊半島をぶらつくことが恒例となっています。

野猿(やえん)』って皆さんご存じでしょうか!?

  

昔あった音楽ユニットや、ましてや野生の猿ではありません。

野猿』とは、十津川村にある人力のロープウェイです。

 

今回紀伊半島シリーズ7本目はこの野猿を体験した際を記事にいたします。

 

 よろしければ、お付き合いください。

 


 

野猿を体験するには、十津川村に向かう必要がある。

十津川村野猿」へのアクセス方法:自家用車以外>

1.バス(大和八木・五条から)

 近鉄大和八木駅(9:15発)、またはJR五条駅(10:31発)から

 奈良交通バス新宮行きに乗車、「ホテル昴」(13:45着)下車

 【参考情報】

  東京から当日の朝一の新宮行きバスに乗車する場合、

  近鉄大和八木駅の出発時刻には間に合いませんが、

  JR五条駅からは乗車可能です(バスに追いつきます)

 【お得な切符】

  168バスハイク乗車券|奈良交通

   奈良交通のみ一方通行で利用する場合、途中下車可能です

    途中下車可能区間五条駅から権現前(新宮の手前の停留所)

   他社のバスに乗れないので計画的な利用が必要

 

2.バス(新宮から)

 JR新宮駅(7:46発または 9:59発)から奈良交通バス大和八木行きに乗車

 「ホテル昴」(9:46着または 11:59着)下車

 【参考情報】

  東京から名古屋経由で当日の新宮発のバスに乗車することはできません。

  そのため、新宮に前泊となります。

  ただ前泊するなら、熊野本宮近辺の温泉地に泊まった方が良いかも知れません。

 

3.空港利用

 空港を利用し当日野猿体験する場合、レンタカー利用となります

 バスの場合、十津川村に着くのが当日の夕方になるので厳しいかと思います。

  ・JAL第一便に接続するバスで熊野本宮に11:50着

  ・本宮から十津川方面のバスは十津川村村営バス15:26発までありません

   本宮で4時間近く過ごすのはかなり大変かと思いますし、

   瀞峡巡りで往復するには時間が足りないと思います。

  ・なお、奈良交通の便は本宮発11:20発が最終便です 

 


 

 人力ロープーウェイ『野猿

十津川村で観光客が利用できる『野猿』は2つある

 

1つは西川出合にあるモノ、もう一つがホテル昴内にあるモノだ

今回ご紹介するのはホテル昴にある『野猿

 

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ホテル昴内の野猿

このひとり用の乗り物に乗って、ロープを強く引くと、乗り物が前進する仕掛けだ

 

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拡大

対岸までは50~100mほどだろうか、一見大したことのない距離ではある。

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乗りこんでロープを引く

さっそく乗り込んで出発!!

滑り出しは良い!

スルスルと順調♪

 

 

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西川を眺める

既にロープも半ばに差し掛かっている

ホテル昴の横を流れる西川を眺めて、さて残り半分に取り掛かろうとした

が、、、、、

ロープが異様に重い!!

 

お気づきだろうか!?

 

重いものを吊下げたロープというものはたわむのが理

 

ロープの中点までは下方向なのでさほど人力も必要なく進む

だが、中点から先は登りである。。。。

 

ここからは自らの体重+αを腕の力で引き上げていく必要があるのだ。。。

 

はっきし言って普段から運動もしていない小生のようなジジイには荷が重すぎた

 

途中、このまま対岸にも行けず、元の場所にも戻れないのではないかと何度も思い後悔した。

 

どうにかこうにか対岸まで渡り切ったが、腕の筋肉がヤバイ

おそらく1kgのダンベルすら持ち上げることができない。。。

 

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対岸からの眺め

乗り始めた時には、往復して戻ろうと思っていたのだが、どう考えても無理だ

多分今度は途中でぶら~ん、対岸にたどり着くことも戻ることも出来なくなることは明らかだった。

 

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野猿を後に

この時はひとりで野猿に挑んだのが敗因だと思う

ご家族連れなら対岸からロープを引いて助けてあげることもできるので、できれば複数人で挑んだ方が良いかも知れない

 

勿論腕力のある方は問題ないと思うので、挑戦されてみてはいかがだろうか?

日頃体験できないので結構面白いし、いい思い出になると思う♪

 

ちなみに、西川出合の方の野猿はかなりの高い位置にある野猿であること、またホテル敷地内ではないことなどから、万一の場合を考えて複数人で挑戦すべきかと思う。

 

西川出合の野猿の写真はないのだが、代わりにその川にかかる柳本橋(吊り橋)を掲載しておく。

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柳本橋(吊り橋)

 

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柳本橋からの景色

このように高さ、そして距離があるので、この川に架かる野猿が大変なのが分かるかと思う。

調べてみると、十津川村観光協会のサイトにその野猿が掲載されていたので参考までリンクを掲載しておく。

 【十津川村観光協会】 野猿(やえん)

 

勿論、体力のある方はこちらの方がより非日常を体験できワクワクできるのでチャレンジされてみても良いかと思う。

 

 

最後に、野猿とは違うがこの柳本橋を渡って道を登ったところに、世界遺産に登録されている果無集落という場所があるので、その写真を掲載しておく。

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「天空の郷」と呼ばれる果無集落

果無集落は「天空の郷」と呼ばれ、その名のとおり、紀伊山地を見渡せる標高1000mあたりにある集落だ。

 

こちらもホテル昴から徒歩で1時間程度で到着できるので、訪ねてみてはいかがだろうか。

 


 

ここまで拝読いただきありがとうございました。

 

紀伊半島旅シリーズ7回目いかがだったでしょうか?

 

<十津川の宿(宿泊済み)>

十津川温泉 ホテル昴

 源泉100%掛流し・加温加水循環無しのナトリウム炭酸水素塩泉。

 露天風呂もあり。

 冬場はぼたん鍋もあり、郷土料理も楽しめます。

 ご紹介した野猿がホテル敷地内にあり、また西川出合の野猿にも徒歩で圏内です。

 また、果無集落にも徒歩1時間圏内ですが軽い登山となります。

 


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