【紀伊半島を放浪】「本州最南端」奇岩・絶景が魅力の串本 準備編(お得な切符を活用しよう!)
ここ数年、紀伊半島をぶらつくことが恒例となっています。
本州最南端って何処かご存じですか?
地図で向かって左端の山口県下関?
いいえ違います。
正解は和歌山県串本市。
紀伊半島の真下側の出っ張っているあたりです。
これまで串本には2,3度訪問いたしました。
今回紀伊半島シリーズ8本目はこの串本の魅力をご紹介できればと考えています。
よろしければ、お付き合いください。
今回はお得になるかもしれない以下2つの切符をご紹介しておく。
最初は、JR東海 南紀・熊野古道フリーきっぷ(中辺路コース)から。
名古屋方面から熊野観光も兼ねて串本も観光する場合は非常にお得な切符
<通常購入> 往復+バスフリー切符 22980円
JR
名古屋⇒串本運賃 5030円 × 2
名古屋⇒紀伊勝浦特急 3470円 × 2
紀伊勝浦⇒串本特急 1390円 × 2
熊野御坊南海バス
悠遊フリー3日間 3200円
熊野御坊南海バス フリーきっぷ | 熊野御坊南海バス株式会社
<名古屋発JRフリー切符(中辺路コース)利用(3日間有効)> 13770円
JR(当該切符) 9970円
紀伊勝浦⇔串本
運賃 510円 × 2
特急 1390円 × 2
当該フリー切符には往復の指定席特急券(片道当たり1列車のみ)と熊野御坊南海バスの悠々フリーきっぷとほぼ同じエリアのフリー切符も含まれているので、通常購入で行動できる範囲とほぼ同じと考えてよいし、JRの熊野市⇔紀伊勝浦間がフリー区間なのでむしろお得かもしれない。
お得感9210円!
どう考えてもお得!!
なのだが、難点が2つある!!
1つは使えない期間があること。
4月27日~5月6日、8月10日~19日、12月28日~翌年の1月6日の間は利用できない。
まあこれは許そう。
で、問題は2つ目である。
この切符、JR東海管轄の愛知県内の主な駅やその周辺の旅行会社でしか買えないのだ!!
ちなみに、JR管轄の駅だからといって東京駅のJR東日本切符売り場や東京駅にあるJR東海ツアーズでは購入することができない!!!
当該販売エリア以外の方がこの切符を利用するには名古屋近辺で途中下車して購入する、または販売エリアの知人に頼むなどが必要となる。
もっとも、例えば東京からの場合、名古屋近辺で切符を分割購入することなるので、JR乗車券を東京から串本まで通しで買った方が本当に安いのか精査してから購入した方が良い。
試しに計算すると次のようになる。
<通常購入> 往復+バスフリー切符 40620円
JR
東京⇒串本運賃 10310円 × 2
東京⇒紀伊勝浦特急 7010円 × 2
紀伊勝浦⇒串本特急 1390円 × 2
熊野御坊南海バス
悠遊フリー3日間 3200
<名古屋発JRフリー切符(中辺路コース)利用(3日間有効)> 36770円
JR(当該切符) 9970円
東京⇒名古屋運賃 6380円 × 2
東京⇒名古屋新幹線 5120 円 × 2
紀伊勝浦⇒串本特急 1390円 × 2
紀伊勝浦⇒串本運賃 510円 × 2
お得感3850円!
東京⇔名古屋間は新幹線指定席で計算したところ、お得感は薄れるがそれでも3850円お得だ!
単純に串本までの往復で熊野大社などへの観光を行わない場合は、熊野御坊南海バスのフリー切符(3200円)は不要となるが、その場合でもなんと650円お得なのだ!
ただ、東京から直接串本観光する場合、南紀白浜空港経由で串本まで向かった方が時間的には早く着く。
下記リンクのリムジンバスを使えば、10時40分に串本駅に着ける。
名古屋経由で列車で串本に向かった場合は12:50着、新大阪経由だと12:54着。
それらと比べ、2時間も早く到着できる。
南紀白浜空港 :: 串本・那智勝浦・新宮へ直行!白浜空港リムジンバス
串本駅10時40分着なら、串本駅発11時のバスに乗車して樫野埼灯台に昼前に到着することができる。
次に、ご紹介するフリーきっぷはくしもと観光周遊バス「まぐトル号」だ。
こちらは1000円で串本の主な観光地に向かうバスに一日フリー乗車できるという切符だ。
ただ、いかんせんバスの本数が少ない。。。。
例えば、先ほどの樫野埼灯台までバスは一日に6本しかなく、2~3時間に1本なので、事前に念入りに計画しておかないと活用は難しいかも知れない。。。
今回は、お得の切符の紹介のみとなってしまったが、次回は本編をお伝えしたい。
ここまで拝読いただきありがとうございました。
次回は本編を掲載予定です。