旅と名物・酒と寺社、ときにレアな経路を使いつつ

これまで日本全国を旅して集めた御朱印や写真を頑張って整理してみようと思います。続くかなw

【京都の風景 3】 夏の風物詩 松上げ その4(広河原の松上げ)

いままで何度か、広河原の松上げに参加しようと考えていたのだが、松上げ鑑賞バスツアーが募集されてなかったり、用事で参加できなかったり、天候でチャラになったりして、参加できずにいた。

 2015年になって、ようやくと広河原の松上げを鑑賞することができた。

 

 この記事では、松上げシリーズの締めくくりとして広河原の松上げを紹介したい。

 

会場まではいつものように出町柳から松上げ鑑賞バスツアーを利用である。

 

 

19時すぎに会場に到着した。

 

既に地松の杖の部分は刺されているが、松明の部分が刺されていない。

花脊の松上げなどでは、地松の先端に火をつける松明の部分があって、開始前に火をつけていくという手順だったが、広河原の松上げは手順が違うようだ。

 

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松上げの準備

写真の説明では松上げの準備と書いたが、実際には準備ではなく、前段と言った方が良いのかもしれない。

いくつかの場所で火が焚かれ、松明に火を移している。

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地松に松明を付けていく

男衆が手に火のついた松明を何本か持ち、次々と地松に松明を付けていく。

徐々に明かりが増えていき、一面無数の火が揺らめく幻想的な光景に変わっていく。

 

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無数の炎が揺らめく

 

 すべての地松に炎が灯り、松上げが始まる!

男衆が上松を回転させる!

円弧をえがく炎がなんとも幻想的である。

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上松を回し打ち上げる

 勢いを付けて回した上松を、大籠めがけて次々男衆が打ち上げていく!

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大籠めざして飛び交う上松たち

このときはかなり早くに大籠に火が付いた!

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あと一押し

いくつもの上松が大籠に命中し、炎が大籠を包んでいく

あと一押しで崩れ落ちそうだ!

そして、

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崩れ落ちる灯籠木

とうとう灯籠木は崩れ落ちた

 

今まで何度も松上げを鑑賞したが、この時の松上げが打上げ開始から倒れるまでの時間が一番早かったと思う。

20分はかからず、15分程度だろうか・・・

 

鑑賞する側からするともう少しゆっくり見たいのが心情だが、早く倒れるのは吉報なのだろう♪

 

 これまで、花脊、小塩、広河原と松上げを紹介してきたが、興味を持たれた方がおられたら、 是非とも機会があれば訪ねてもらいたい♪ 

 

ここまで拝読いただき感謝です。

 


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